コンビニコーヒーから自家淹れへ|違いを感じた瞬間

コンビニのコーヒーは手軽でおいしい。
通勤時や買い物帰りなどに、ふと立ち寄ったコンビニで買うコーヒー。
手軽で、安くて、そこそこ美味しい。
ここ数年のコンビニコーヒーの進化には、驚かされるばかりです。

でもある日、何気なく見た動画でハンドドリップのコーヒーを入れるシーンを目にして、ふと思ったのです。
「自分で淹れたら、もっと違う味がするのかな?」と。

目次

はじめての自家淹れは、手挽きミルから

最初は正直、ハードルが高く感じました。
器具を揃えるのも手間だし、「本当に違いがわかるのかな?」という不安もありました。
でも思い切って、Amazonでドリッパーとペーパー、そして手挽きのミルを購入。
豆は近所のスーパーで色々ある中でスターバックスのハウスブレンドを選びました。

宅配が届いてその日にさっそく豆をゴリゴリと挽く。
その音と立ち上がる香りに、思わす深呼吸。

「これが”自分で淹れる”ってことか」と、初めて体験した瞬間でした。

自分で淹れた一杯は、ゆっくり味わいたくなる

丁寧にお湯を注いで抽出し、マグカップに注いだコーヒーをひと口。
驚いたのは、味よりも香りでした。
コンビニのような均一な香ばしさとは違って、どこかやさしく、やわらかい香りが鼻を抜けていく。

酸味や苦味の強さではなく、「あ、ちゃんと淹れたんだな」と感じさせてくれる、まろやかな味わい。

気づけば、スマホもテレビも触らずに、ただその一杯と向き合っていました。

「飲んでみてよ」と、妻に淹れた

「ちょっと飲んでみてよ」と、淹れたての一杯を妻に差し出しました。

最初は少し驚いたような顔をして、でも静かにカップを口に運び、
「うん、おいしいね」とひとこと。

その笑顔に、なんだかうれしくなってしまいました。

コーヒーを“誰かに淹れてあげる”って、こんなにもあたたかい時間になるんだなと知った、忘れられない朝です。

コンビニとは違う「一杯分の余白」

もちろん、コンビニのコーヒーにも良さがあります。
でも、自分で淹れた一杯には、心の余白がありました。

香りを感じ、時間を味わい、誰かとその一杯を共有する——
それだけで、ただの朝が、ちょっとだけ特別なものになる。

そんな風に感じられた日から、ぼくの「自家淹れ生活」が始まりました。

おわりに|まだ道具がなくても大丈夫

最初から完璧な道具じゃなくても、構いません。
ちょっとしたきっかけと、ほんの少しの手間で、
あなたの家のコーヒー時間は、きっと変わります。

「今日は、ちょっとだけ丁寧に」
そんな気持ちで淹れた一杯が、あなたの時間をやさしく彩ってくれるはずです。

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