「自宅でコーヒーを淹れてみたいけれど、何を選んだらいいのかわからない」
「ドリッパーって何種類もあるけれど、味に違いなんて出るの?」
そんな風に感じていませんか?
コンビニやカフェで手軽に美味しいコーヒーが飲める今、
あえて“自分で淹れる”という時間を楽しむ”ことは、ちょっとした贅沢です。
この「家カフェ日記」では、50代からの自分時間を豊かにするために、
自宅でも本格的なコーヒーを、気負わず楽しむためのコツをご紹介しています。
この記事では、そんな家カフェの第一歩として、
「コーヒーの抽出法」と「ドリッパーの種類」について、わかりやすく徹底解説。
さらに、これから始める方に向けて、
おすすめの器具や選び方、失敗しない始め方までしっかりカバーしています。
あなたにぴったりの淹れ方が見つかれば、
毎日のコーヒーがちょっとだけ特別に感じられるはずです。

🍀 さあ、あなたの家カフェを一緒に始めてみましょう。
コーヒーの抽出法を知ろう
── 自分に合ったスタイルが見つかる、コーヒーの基本分類 ──
コーヒーの淹れ方はひとつではありません。
実は、「抽出法(ちゅうしゅつほう)」と呼ばれる分類があり、大きく分けて3つのスタイルがあります。
- 透過法(とうかほう):お湯をコーヒー粉に通すことで抽出する
- 浸漬法(しんしほう):粉をお湯に浸してじっくり抽出する
- 加圧式/その他の方式:圧力をかける・時間をかけるなど、特殊な方法
抽出法を知ることで、自分の好みやライフスタイルに合ったコーヒー器具を選びやすくなります。
ここでは、それぞれの特徴と代表的な器具をご紹介しましょう。
① 透過法:お湯を注ぎ、味をコントロールする王道スタイル
- お湯をコーヒー粉に上から注ぎ、ろ過しながら抽出する方法
- 味の変化や香りの立ち上がりをお湯の注ぎ方や時間で調整できる
代表的な器具
- ペーパードリッパー(HARIO V60、カリタなど)
- オリガミドリッパー
- ネルドリップ
☕ こんな人におすすめ
・コントロールを楽しみたい人
・「自分だけの一杯」を探したい人
② 浸漬法:お湯にじっくり漬けて、まろやかに
- コーヒー粉をお湯に一定時間浸して抽出する方法
- 成分がゆっくり均等に出るため、まろやかで雑味の少ない味に
代表的な器具
- フレンチプレス
- サイフォン
- エアロプレス(※厳密には透過要素も含むが、ここでは浸漬法に分類)
☕ こんな人におすすめ
・やさしい味わいが好きな人
・簡単&再現性のある淹れ方を求める人
③ その他のスタイル:時間や圧力で抽出する特別な一杯
以下のような器具も家庭で使える選択肢として人気があります。
抽出法 | 器具名 | 特徴 |
---|---|---|
水出し(低温抽出) | コールドブリュー | 時間をかけて抽出。クリアで軽やかな味わい |
加圧式 | エスプレッソマシン | 圧力で抽出する濃厚な味。ラテ・カプチーノにも最適 |
循環式 | パーコレーター | 熱で湯を循環させる。アウトドアなどで活躍 |
☕ こんな人におすすめ
・いろんなバリエーションを楽しみたい人
・アイスコーヒーやカフェラテを家でも飲みたい人
💡 家カフェの始まりは「抽出法の好み」から
「器具が多くて迷う…」という初心者の方は、
まず抽出法の特徴をざっくりと理解し、自分が飲みたいコーヒーのイメージを膨らませてみましょう。
- 「香りを立てたい → 透過法」
- 「雑味のないまろやかさ → 浸漬法」
- 「ミルクと合わせたい → エスプレッソ」
といった具合に、好みに合わせて選ぶことで、家カフェがグッと楽しくなりますよ。



ひとことコラム
コーヒーを淹れ始めたばかりの頃は、「豆の量が適当」「お湯の温度が高すぎる」「一気に注ぎすぎる」など、ちょっとしたことで味が変わってしまいます。ポイントは“レシピ通りに丁寧に”。慣れるまでは計量とお湯の扱いを意識するだけで、ぐっとおいしくなりますよ。
透過法のドリッパーを徹底比較|代表6種+選び方のヒント
お湯を注いで“透かして”抽出する「透過法」は、家庭で最もポピュラーな抽出スタイル。
ここでは代表的な6種類のドリッパーを比較しながら、それぞれの特徴とおすすめポイントをご紹介します。
① 台形ドリッパー(例:カリタ 102・103 など)
特徴
・底が平らで安定感があり、お湯がゆっくり落ちる
・抽出が安定しやすく、初心者にも扱いやすい
味わいの傾向
まろやかで落ち着いた味。酸味が抑えられ、飲みやすいコーヒーになりやすい。
こんな人におすすめ
☕「初めてのドリップで失敗したくない」
☕「濃すぎず、毎日飲める味が好き」



コーヒーコラム
「カリタ式」とも呼ばれるこの形は、日本の家庭で長く親しまれてきた定番。フィルターも手に入りやすく、選びやすいのが嬉しいですね
② 円すいドリッパー(例:HARIO V60)
特徴
・注ぐお湯の速度・場所で味の変化が大きい
・リブ構造(内側の溝)で空気の抜けが良く、抽出が早い
味わいの傾向
クリアで香り高い。注ぎ方次第で酸味・コクも自在に調整可能。
こんな人におすすめ
☕「ドリップの“腕前”で味をコントロールしたい」
☕「趣味としてコーヒーを深めたい」



コーヒーコラム
最初は難しく感じても、慣れるほど味の変化が楽しくなってきます。自分の“手”で味を作る感覚がクセになりますよ。
③ ウェーブドリッパー(例:カリタウェーブ)
特徴
・底がフラットで抽出のコントロールがしやすい
・専用の波型フィルターがポイント
味わいの傾向
バランスの良い味わい。まろやかさと香りの両立がしやすい。
こんな人におすすめ:
☕「淹れやすくて味も安定してる器具がいい」
☕「円すいは難しそう…という人にも」



コーヒーコラム
プロのカフェでもよく使われている器具ですが、実は初心者にもやさしい設計。失敗しにくくて「ちゃんと美味しい」が手に入ります。
④ オリガミドリッパー(ORIGAMI)


特徴:
・円すいとウェーブの“ハイブリッド”構造
・見た目が美しく、カラーバリエーションも豊富
味わいの傾向:
使うフィルターによって調整可能(V60用 or ウェーブ用)
自由度が高く、香り高くもまろやかにもできる
こんな人におすすめ:
☕「デザインも味も、こだわりたい」
☕「毎朝の時間を“丁寧な時間”にしたい方」



コーヒーコラム
見た目に一目惚れする人多数。選べる色で、家カフェの雰囲気もぐっと上がります。
“手間をかける楽しさ”を感じさせてくれる器具です。
⑤ 金属フィルター(ステンレス・メッシュタイプ)


特徴:
・フィルター不要=ランニングコストゼロ
・微粉や油分も通すため、より「豆そのものの味」
味わいの傾向:
コクやボディ感が強い。クリアさはやや控えめ。
こんな人におすすめ:
☕「ペーパーの風味が苦手」
☕「エコ志向・手軽さ重視」



コーヒーコラム
油分がそのままカップに入るため、フレンチプレスに近い口当たりに。金属の光沢が美しいモデルも多く、キッチン映えも◎。
⑥ ネルドリップ
特徴:
・厚手の布で抽出、雑味をしっかり吸収
・手入れに少し手間がかかる(要保管・煮沸など)
味わいの傾向:
とろみを感じるほどなめらか。やわらかく、まろやか。
こんな人におすすめ:
☕「一杯のコーヒーを丁寧に淹れたい」
☕「プロっぽくて渋い雰囲気が好き」



コーヒーコラム
ネルドリップは“時間と手間をかける贅沢”。布を洗い、保管し、また淹れる。少し面倒だけど、その工程すら愛おしくなる一杯です。
🪄選び方のコツ
- 🔰初心者さんには「台形」または「ウェーブ」が安心
- 🎯趣味性を高めたいなら「円すい」や「オリガミ」
- 🌱エコや手軽さを求めるなら「金属フィルター」
- 🍵時間を楽しむなら「ネル」



はじめは扱いやすい台形型やウェーブドリッパーからスタート。
慣れてきたら円すい型に挑戦して、豆の挽き方・お湯の温度・注ぎ方で味の違いを楽しんでみて。
コーヒー豆本来の魅力が、もっと広がりますよ。
浸漬法を使った器具とその魅力|ゆっくり淹れて、しっかり味わう
コーヒー粉を「お湯にしっかり浸してから抽出する」のが浸漬(しんし)法。
お茶を淹れるような感覚に近く、粉全体にお湯が均等に触れるため、味が安定しやすく、コクや甘みがしっかり出るのが特徴です。
家カフェに“深み”を加えてくれる、個性豊かな3つの浸漬式器具を見ていきましょう。
① フレンチプレス|豆の個性をまるごと味わえる


特徴
・挽いた豆をお湯に数分浸して、金属フィルターでプレス
・ペーパーフィルター不要で、コーヒーオイルまで抽出される
味わいの傾向
コクと甘みがしっかり。やや濁りがあるが、それが「豊かさ」に変わる。
おすすめポイント
☕ 抽出の手順がシンプルで覚えやすい
☕ フィルターの影響を受けず、豆そのものの味がわかる



コーヒーコラム
実は世界中のプロが「味の基準」として使うこともある抽出法。
豆の個性を正直に感じられるので、シングルオリジンの味比べにも最適です。
② サイフォン|香り立つ、理科実験のような贅沢時間


特徴
・下部にお湯、上部に粉を入れ、アルコールランプなどで加熱
・気圧差でお湯が上がり、抽出後に下に戻るという仕組み
味わいの傾向
香り高く、なめらか。クリーンな味わいながらしっかりしたコクも。
おすすめポイント
☕ 香りを存分に楽しめる
☕ 抽出の様子も美しく、特別な時間になる



コーヒーコラム
家庭用でもコンパクトな電気式が増えています。
見た目の華やかさと抽出の美しさで、家カフェが一気に“劇場”に変わりますよ。
③ エアロプレス|自由自在、圧力を使った新感覚の一杯
特徴
・お湯と粉を浸してから、空気圧で一気に抽出
・ペーパーフィルター使用で、透過と浸漬のハイブリッド要素あり
味わいの傾向
クリアで雑味が少ないのに、しっかりした風味とコク。
抽出の時間やレシピ次第で浅煎り〜深煎りまで幅広く対応。
おすすめポイント
☕ 抽出の幅が広く、毎回違う味が楽しめる
☕ 軽量で手軽。アウトドアや旅先でも◎



コーヒーコラム
「世界エアロプレス選手権」が開催されるほどの人気器具。
誰でも使えるのに、奥が深く、実験的に楽しめる一台です。
🔍 透過法とのちがい、まとめてチェック
抽出法 | 味の特徴 | 手軽さ | 道具感 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
透過法 | クリア・香り重視 | ◎ | ◯ | 初心者〜中級者 |
浸漬法 | コク・甘み・ボディ感 | ◯ | ◎ | 豆の味をしっかり感じたい人 |
エアロプレス | どちらも対応、自在な風味 | ◎ | ◎ | 新しい体験をしたい人 |



道具はいろいろありますが、最初は気になるドリッパーを1〜2種類選んで、じっくり使ってみてください。
豆の量や挽き具合、お湯の温度を変えてみると味の違いを楽しめて、自分好みの一杯に近づいていきますよ。
ドリップだけじゃない!コーヒー抽出スタイルあれこれ
家カフェというと、どうしても「ドリップ」が王道のように思われがちですが、世界にはさまざまな抽出スタイルがあります。
今回は中でも、「一度は試してみたい」「話のタネになる」そんなユニークな抽出方法を3つご紹介します。
① コールドブリュー(水出しコーヒー)|ゆっくり抽出、まろやか風味
特徴
・水でじっくり時間をかけて(8時間以上)抽出する方法
・熱を使わないため、カフェインや酸味が少なくなりやすい
味わいの傾向
とてもまろやかで甘みが引き立つ。アイスでも胃に優しいのが嬉しい。
おすすめシーン
☀ 夏の朝にすっきり飲みたいとき
☕ 胃が疲れているとき、夜カフェのお供にも



コーヒーコラム
専用ボトルがあれば、冷蔵庫で簡単に作れます。耐熱ボトルでも代用可能。
② パーコレーター|アウトドアやレトロ好きにおすすめ


特徴
・火にかけて、熱湯を繰り返し循環させて抽出する金属器具
・昔ながらのキャンプコーヒーの定番
味わいの傾向
やや煮詰まり感が出るが、濃くてしっかりした苦み。アウトドア向けの豪快な味。
おすすめシーン
🔥 キャンプ・焚き火・外カフェの雰囲気を楽しみたいとき



コーヒーコラム
直火式なので火加減が大事。沸かしすぎには注意。
見た目のレトロ感も人気で、ヴィンテージギア好きにも◎。
👉 コールマン ステンレスパーコレーター(Amazonリンク例)
③ エスプレッソマシン|極小抽出で凝縮された一杯
特徴
・細かく挽いた粉に高圧をかけて、約25〜30秒で抽出する
・クレマ(泡)が出るのが特徴的
味わいの傾向
とにかく濃い、香りが強くて口に残る。わずか30ml前後の“液体エッセンス”
おすすめシーン
🍫 甘いお菓子と合わせたいとき
🥱 朝の目覚めにガツンとしたいとき



コーヒーコラム
本格的なマシンでなくても、手軽な直火式マキネッタ(モカポット)でも似た味が出せます。
家庭用の1万円以下モデルも増え、家カフェでも挑戦しやすくなっています。
👉 ビアレッティ モカエキスプレス(Amazonリンク例)
👉 デロンギ家庭用エスプレッソマシン(Amazonリンク例)
💬「知ってる」と「やってみたい」をつなげる
これらの抽出法は、ドリップや浸漬法と比べると少しマニアックに感じるかもしれません。
でも、「今日は特別なコーヒーが飲みたいな」と感じたとき、
「来客時にちょっと話のタネになる器具を使ってみよう」
そんな家カフェの“引き出し”を持っていると、ぐっと世界が広がります。
どれも一長一短はありますが、自分のライフスタイルやシーンに合わせて使い分けるのが、
大人のコーヒー時間の楽しみ方ではないでしょうか。



道具も大事だけど、一番大事なのは、“どう楽しむか”なんだよ。
初心者におすすめのドリッパーの選び方と始め方(実践編)
ここまで読んで、「いろいろあって迷ってしまう…」という方、ご安心ください。
この章では、これから家カフェを始めたい初心者に向けて、おすすめのドリッパーや、始め方のコツを丁寧に解説していきます。
キーワードは「迷わず、続けられて、楽しめる」。
まずは小さく始めて、ゆっくり“自分らしい一杯”を見つけていきましょう。
① まずはここから!初心者向けおすすめドリッパー3選
以下は、【手に入れやすさ】【使いやすさ】【味の安定感】の3拍子がそろった、おすすめドリッパーです。
ドリッパー | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
HARIO V60 | 定番。安価で始めやすく、レシピも豊富 | まず一つ持ちたい初心者全般 |
カリタ式(台形) | 湯量のコントロールが苦手でも味が安定しやすい | 不器用でも安心して始めたい方 |
オリガミドリッパー | カラバリ豊富&見た目も楽しく、味も自由に調整可 | 見た目重視&長く楽しみたい方 |
👉 初めは「樹脂製 or セラミック製」が落としても安心。
👉 100均のドリッパーはNGではありませんが、抽出が安定しづらい場合も。
② おすすめのセットアップ(最低限これだけ)
「まずは形から!」も大事ですが、初心者がそろえるなら以下の4点セットで十分です。
- ドリッパー本体(HARIO V60など)
- ペーパーフィルター
- コーヒーサーバー or マグカップ
- コーヒー豆(中煎り/粉でもOK)
★あると便利:
・スケール(量り)/温度計付きケトル(なくてもOK)
・ドリップポット(細口ケトル) → 最初は普通のケトルでOK!
+家カフェポイント:
最初から「完璧な道具」じゃなくてOK。
“生活の一部”にゆるく溶け込むくらいのスタートが◎。
③ 豆選びのコツ(超初心者向け)
・まずは中煎り/マイルド系ブレンドが無難
・豆の状態なら「挽きたて」で香りが抜群(最初は粉でも十分)
・近くにロースターがあるなら、100gだけ買ってみるのがオススメ
👉 スーパーの豆でも、入れ方次第で驚くほど美味しくなる!
④ 抽出の基本ステップ(ざっくりでOK)
- ドリッパーとフィルターをセット(フィルターは軽く湯通ししても◎)
- コーヒー粉(中挽き)を1人分10〜12g程度入れる
- お湯(85〜90℃程度)を粉全体にゆっくり注いで30秒蒸らす
- その後、2〜3回に分けて、全体にやさしく注ぐ
- 抽出時間の目安は2分半〜3分程度
🌱 初めは「1回ごとの変化をメモする」だけで、どんどん美味しくなっていきます!
⑤ よくある失敗とその対策
失敗例 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
苦い/濃すぎる | 粉が細かい or 抽出時間が長い | 粉を少し粗く/注ぐスピードを早くしてみる |
薄い/ぼんやりした味 | 粉が粗すぎる or 湯温が低い | 湯温を少し上げる/粉の量を増やす |
なんとなく不安定な味 | 注ぎ方が毎回違う | 「3回に分けて注ぐ」などルールを決める |
💬 家カフェブロガーからのひとこと
「自分で淹れたコーヒーを、誰かにふるまう喜びを」
器具や知識はあとからいくらでも揃えられます。
大事なのは、“毎日の楽しみ”として無理なく続けること。
最初の一杯は、きっとあなたの家カフェ人生の第一歩になりますよ。



一つのドリッパーで豆の量や粒度(細かさ)を変えたり、お湯の温度などを変えるとまた違った味になりますよ。
ぜひ、色々試してみてください。
6. まとめ|自分に合った淹れ方で、家カフェの時間を豊かに
家でコーヒーを淹れる――それは、単なる「飲む」時間ではなく、
自分の手で味をつくる、小さなクリエイティブな体験です。
この記事では、コーヒーの抽出法から各種ドリッパー、
浸漬式やエスプレッソ、コールドブリューまで、
さまざまなスタイルを見てきました。
☕ 家カフェ初心者が覚えておきたい、3つのこと
- 抽出法の違いは「味わい」と「手間」に直結する
透過法は繊細な調整、浸漬法はやさしい味と安定感、加圧式は濃厚さと技術感。
「どんな味を楽しみたいか」を出発点に考えると、器具選びがぐっとラクになります。 - ドリッパーには“個性”がある
同じ豆・同じ抽出法でも、ドリッパーの形状や素材で味が変わる。
最初は扱いやすく、洗いやすいものから始め、徐々に自分の「好みの味」を追求していきましょう。 - 道具選び=自分のペース作り
「毎日手軽に続けたい」人と「週末だけじっくり楽しみたい」人では、選ぶ器具も違って当然。
自分のライフスタイルに寄り添う器具こそが、長く続けられるカギになります。



🍀 「特別なこと」は、道具より“ひと手間”
高価な道具や難しいテクニックがなくても、
お湯を注ぐ角度、豆の香りを感じる一瞬、
そのひと手間こそが、日常をちょっと豊かにしてくれます。
最初は迷いながらでも、毎朝の一杯が「自分の味」になっていく――
それこそが、家カフェの本当の楽しみ方ではないでしょうか。
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